ヒゲ(影とも呼ばれます)は、ローソク足のうち実体の外側にある部分です。上ヒゲはその期間の高値まで、下ヒゲは安値まで伸びています。ヒゲは、取引されたものの引けまで維持されなかった価格を示すため、価格の拒否をそのまま記録したものと言えます。
読み方
- 上ヒゲ: 実体の上端から高値までの距離です。長い上ヒゲは、買い手が価格を押し上げたものの、引けまでに売り手が押し戻したことを意味します。
- 下ヒゲ: 実体の下端から安値までの距離です。長い下ヒゲは、売り手が価格を押し下げたものの、買い手が取り戻したことを意味します。
- ヒゲと実体の比較: トレーダーはよく両者を比べます。ヒゲが実体の2倍以上あることが、ハンマーや流れ星のような「拒否」の足の一般的な目安です。
- 位置が重要: サポートでの長い下ヒゲやレジスタンスでの長い上ヒゲは、レンジの中ほどに出たものよりはるかに意味があります。
ヒゲは多くのダマシの正体でもあります。価格がザラ場で水準を突き抜けてヒゲを残し、その後内側に戻って引けるのです。
具体例
ある通貨ペアのレジスタンスが1.1000にあります。4時間足が1.0960で始まり、1.1035まで急伸して、1.0968で引けます。実体は1.0960から1.0968まで、わずか8pipsです。上ヒゲは1.0968から1.1035まで67pipsで、実体の8倍以上あります。買い手は1.1000を上抜けたものの、そこにとどまれませんでした。ヒゲはその失敗した試みを記録しています。売りを検討するトレーダーは、拒否された高値の外側、1.1035の数pips上に損切りを置くかもしれません。
よくある間違い
- 長いヒゲをすべて反転とみなす。 速くボラティリティの高い相場では長いヒゲはよく出現し、意味がないことも多くあります。
- 終値だけを使う。 ラインチャートではヒゲが見えません。終値で「守られた」水準も、何度も突き抜けられていたかもしれません。
- ヒゲの内側に損切りを置く。 直近のヒゲの中ほどに置いた損切りは、相場がすでに訪れ、また簡単に戻ってきうる場所にあります。
- 時間足を無視する。 1分足の大きなヒゲは、日足では見えないこともあります。
教育目的のコンテンツです。投資助言ではありません。
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