テクニカル指標

RSI(相対力指数)

RSI(相対力指数)は、直近の上昇幅と下落幅の大きさを通常14期間で比べ、0〜100の範囲で表すモメンタム系のオシレーターです。

別名: 相対力指数 · RSI指標 · ワイルダーのRSI · 買われすぎ・売られすぎ

RSIは、J・ウェルズ・ワイルダーが1978年に発表した、最も広く使われているモメンタム指標のひとつです。0から100の間で動き、直近の値動きが上昇と下落のどちらに支配されてきたかを示します。天井や底をぴったり当てるためではなく、行き過ぎた状態や勢いの衰えを見つけるのに最も役立ちます。

計算方法

  1. 各期間について、上昇幅(終値が前日の終値を上回った分)または下落幅(下回った分を正の数で)を記録します。
  2. 14期間の平均上昇幅と平均下落幅を求めます。ワイルダーの方法では、最初は単純平均で求め、その後は次の式で平滑化します。 新しい平均 =(前回の平均 × 13 + 今回の値)÷ 14
  3. RS = 平均上昇幅 ÷ 平均下落幅
  4. RSI = 100 − 100 ÷(1 + RS)

標準的な目安は70(買われすぎ)と30(売られすぎ)で、50が強気と弱気のモメンタムの境目です。強いトレンドでは80/20を使うトレーダーもいます。

計算例

14日後、ある株の平均上昇幅が1.20ドル、平均下落幅が0.80ドルだとします。

  • RS = 1.20 ÷ 0.80 = 1.5
  • RSI = 100 − 100 ÷ 2.5 = 60

翌日、終値が0.50ドル上昇しました(上昇幅0.50、下落幅0)。

  • 平均上昇幅 =(1.20 × 13 + 0.50)÷ 14 ≈ 1.150
  • 平均下落幅 =(0.80 × 13 + 0)÷ 14 ≈ 0.743
  • RS ≈ 1.548 → RSI ≈ 60.8

よくある間違い

  • 70を超えるたびに売る。 強いトレンドでは、RSIが何週間も70を超えたままのことがあります。買われすぎは勢いを表すもので、割高かどうかを表すものではありません。
  • 確認なしにダイバージェンスでトレードする。 ダイバージェンスは、高値が何度更新されても続くことがあります。サポート割れやダブルトップのような反転パターンなど、価格によるシグナルを待ちましょう。
  • 時間足を無視する。 15分足のRSIと日足のRSIが正反対のことを示すこともあります。自分が使う時間足より上の足を確認しましょう。
  • RSIを単独で使う。 移動平均線やMACDなどのトレンド系の道具と組み合わせたほうが効果的です。

詳しくはRSI・MACD・ATR・EMAの解説をご覧ください。

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教育目的のコンテンツです。投資助言ではありません。

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よくある質問

RSIの70と30は何を意味しますか?

伝統的に、70を超えると買われすぎ、30を下回ると売られすぎと呼ばれます。これは直近の勢いが強いことを示すだけで、反転を保証するものではありません。強いトレンドでは、RSIが長期間これらの水準の外にとどまることがあります。

RSIの最適な設定は?

標準はJ・ウェルズ・ワイルダーが定めた14期間です。期間を短くするとRSIは敏感になってノイズが増え、長くすると滑らかになって反応が遅くなります。

RSIのダイバージェンスとは?

ダイバージェンスとは、価格が高値や安値を更新したのに、RSIが更新しない状態です。勢いの衰えを示すことがありますが、反転するまでに価格がトレンドを続けることもよくあります。