リスク・資金管理

レバレッジ

レバレッジとは、借りた資金を使って差し入れた資金より大きなポジションを動かすことで、口座に対する利益と損失の両方を拡大させます。

別名: レバ · てこの原理 · レバレッジ取引 · 倍率

レバレッジを使うと、口座にある資金より大きな価値のポジションを持つことができ、差額はブローカーや取引所が貸し出します。FX、CFD、先物、暗号資産の無期限先物でよく使われます。レバレッジは小さな値動きの影響を上下どちらの方向にも大きくするため、証拠金や追証のリスクと密接に結びついています。

仕組み

レバレッジ = ポジションの価値 ÷ 証拠金(拘束される自己資金)

必要証拠金率と最大レバレッジは、同じものを別の角度から見たものです。証拠金1% = 100倍、2% = 50倍、5% = 20倍、10% = 10倍。利用できるレバレッジは、ブローカー、銘柄、各国の規制によって異なります。

リスクにとって重要なのは実効レバレッジ、つまりポジションの総額を口座の有効証拠金で割ったものです。同じ最大レバレッジを使える2人のトレーダーでも、実際のエクスポージャーは大きく異なることがあります。

計算例

口座に2,000ドルあり、20,000ドル分のユーロドル(EUR/USD)のポジション(1.1000で約0.18ロット)を持つと、実効レバレッジは10倍です。

  • ユーロドルが1%上がれば、ポジションは約200ドルの利益、口座の+10%です。
  • 1%下がれば、約200ドルの損失、−10%です。
  • 5%の逆行なら約1,000ドル、口座の半分を失います。

レバレッジがなければ、同じ1%の動きは口座を1%しか変えません。リスクにさらす金額を決めるのは、提示されているレバレッジの倍率ではなく、損切り幅とポジションサイズであるべきです。

よくある間違い

  • 使えるレバレッジでサイズを決める。 「100倍まで使える」は、使う理由になりません。損切り幅と1トレードあたりの一定のリスクからサイズを決めましょう。ポジションサイズ計算機がその計算をします。
  • 保有コストを忘れる。 レバレッジをかけたポジションには、オーバーナイトの金利(スワップ)や、暗号資産の無期限先物ならファンディングレートがかかることがよくあります。
  • 損切りを置かない。 レバレッジをかけていると、無防備なポジションはあっという間に証拠金をすべて失いかねません。損切りを置けば、損失をあらかじめ確定できます。
  • ボラティリティを過小評価する。 ATRの大きい銘柄では、同じリスクに必要なレバレッジははるかに小さくなります。
  • ナンピンする。 負けているレバレッジポジションに買い増すと、ドローダウンが深まり、ロスカットが近づきます。

SnapPulseでは

SnapPulseは、口座残高・設定したリスク%・損切り幅からポジションサイズを端末内で計算します。そのため、リスクにさらす金額はブローカーが提示するレバレッジに左右されません。SnapPulseをダウンロード

教育目的のコンテンツです。投資助言ではありません。

更新日

よくある質問

レバレッジ10倍とはどういう意味ですか?

差し入れた証拠金の10倍の価値のポジションを動かすという意味です。価格が1%動くと、証拠金は約10%変動します。

レバレッジはリスクを高めますか?

レバレッジそのものは、拘束される資金の量を変えるだけです。リスクが大きくなるのは、レバレッジを使ってより大きなポジションを取るときです。そうすると、価格の動きひとつひとつが口座に与える影響が大きくなります。

レバレッジと証拠金の違いは?

証拠金は差し入れる担保で、レバレッジはポジションの大きさとその担保の比率です。必要証拠金率2%は、レバレッジ50倍に相当します。